「適温蓄冷材」は、「凍る」温度と「溶ける」温度を自在にコントロールできる氷です。
「-24℃～+28℃※1」の間の狙った温度帯をキープし、目的に応じた“適温”を一定時間保持することができます。
本品は、融点-19℃の薄型ブロー容器タイプです。
※1 開発中の温度帯のものも含みます。

■特長

1．ドライアイスの代わりとして使用可能
　・冷凍食品などを-15℃以下※２（または-18℃以下※３）で保冷可能です。
　・繰り返し使用ができ、洗浄がしやすいブロー容器タイプです。
　　※２ 対象物を－19℃以下では保冷は出来ません。対象物の保冷温度や時間は環境温度、保冷BOX、適温蓄冷材数量などの使用条件によって異なります。
　　※３ 対象物を-18℃以下に維持する為には、-15℃以下の保冷時と比べて、断熱性の高い保冷BOXの使用や、蓄冷材数量を増やすなどの工夫が必要となります。

2．一般的な-25℃設定の冷凍食品倉庫での凍結を想定
　・-20℃以下で凍結が可能なため※４、一般的な-25℃設定の冷凍食品倉庫での凍結が期待できます。※５
　・冷凍食品倉庫内で凍結ができれば、蓄冷剤凍結庫の投資が不要となり、消費電力削減に貢献します。
　　※4 当社実験に基づく。-20℃設定の凍結庫で凍結を確認。
　　※５ 凍結環境によっては、凍結までに時間がかかる、または凍結しない事があります。

3．薄型ブロー容器タイプ
　・薄型ブロー容器タイプは標準ブロー容器タイプよりも凍結時間が短く、利用回転数が上がります。※６
　　※６ 標準ブロー容器と同じ条件で凍結した場合、薄型ブロー容器の方が凍結時間が短くなりますが、適温蓄冷材が融けている間、ー19℃を維持する時間も短くなります。